Excel 関数

条件に応じた結果を表示する【IF】関数

この記事の内容はYouTube講座でも実演しています。

https://youtu.be/BKOLUg0GZdM

練習用サンプルデータはこちらからダウンロードできます。

点数から「合格」か「不合格」を自動で出せたら便利ですよね?
そんなときに使えるのが【IF関数】です。条件を満たすときと、そうでないときの結果を自動で表示してくれますよ。

IF関数の目的とメリット

  • 入力作業の自動化ができる。
  • 判断を統一できるため人的ミスを減らせる。
  • 成績管理、在庫チェック、納期判定など業務で幅広く使える。
合否判定だけでなく、例えば「在庫が10以下なら要補充」とか「納期が過ぎたら要連絡」みたいに使えるんですね。
その通りです。IF関数は業務の“分岐”を自動化する基本の関数です。

IF関数の基本構文と考え方

基本構文

IF関数(イフ)
条件に合わせて処理を変える
=IF(①論理式, ②条件が真の場合, ③偽の場合)

要素説明
論理式条件を表す式B2>=60
条件が真の場合条件が満たされたときに返す値"合格"
偽の場合条件が満たされないときに返す値"不合格"

比較演算子

比較演算子説明読み方
B2 > 60B2 は 60より大きいB2 だいなり 60
B2 >= 60B2 は 60以下B2 だいなりイコール 60
B2 < 60B2 は 60より小さいB2 しょうなり 60
B2<= 60B2 は 60以上B2 しょうなりイコール 60
B = 60B2 は 60に等しいB2 イコール 60
B2<> 60B2 は 60に等しくないB2 しょうなりだいなり 60

基本操作

操作例1(数値の条件分岐:合格・不合格)

完成例
点数が60点以上なら「合格」、そうでなければ「不合格」と表示します。

E2セルを選択する

合否を表示したいセル E2 をクリックします。

【FX】→【関数の分類】で「すべて表示」を選択→【関数名】の中をクリックして「I(アイ)」を押す→OKをクリック

「I」を押すとIから始まる関数までジャンプします。

「論理式」をクリック→B2をクリック

【論理式】に 半角英数モードで「>=60」と入力

【真の場合】に "合格"と入力

""は必ず半角英数モードにします。

【偽の場合】に "不合格"と入力

「OK」をクリック→オートフィルで完成


操作例2(文字の条件分岐:地域判定)

完成例
地域が「大阪」なら「関西」、それ以外は「その他」と表示します。

地域を選択したいE2セルを選択し、「=if」と入力してtabキーを押す

「=IF(D2="大阪","関西","その他")と入力しEnterを押す

オートフィルして完成

よくある失敗と注意点

事象原因対策
#NAME? エラーIFの綴りミスや関数名の誤入力IF を正しく入力する
文字条件が合わない全角/半角や余分な空白TRIMや全角半角を確認する
コピーでズレる相対参照の扱いミス必要に応じて $ を使う(絶対参照)
文字列の引用忘れダブルクォーテーションの抜け文字列は必ず "文字" にする

応用:IFS関数やネスト(入れ子)について

IF関数を入れ子にして複数判定を行う方法や、Excelの IFS 関数を使うと可読性が上がります。
長くなる場合は IFS の使用を検討してください。


まとめ

  • IF関数は「条件で結果を切り替える」基本関数です。
  • 数値・文字・複数条件のいずれにも対応します。
  • 業務の自動化とミス防止にとても役立ちます。
  • 次に学ぶと便利な関数:ANDORIFSVLOOKUP/XLOOKUP(参照と組み合わせて使う場面が多いです)。

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